最近、フェムケア温活で話題の「よもぎ蒸しパッド」。
「よもぎ蒸しに興味があるけど、準備が大変そう‥」「手軽にできる温活ケアを始めたい」という方に注目されています。
よもぎ蒸しパッドとよもぎ蒸しは、どちらも「よもぎ」を使いますが用途が違います。
そこで、よもぎ蒸しパッドとよもぎ蒸しはどう違うのか。
作用やコスト、使い方などを徹底的に比較しました。
これを見れば、よもぎ蒸しパッドとよもぎ蒸しの違いが分かり、あなたにとってどちらが合っているのか選べるはず。
適切に活用して、健康的な体を手に入れましょう。
よもぎ蒸しパッドとよもぎ蒸しの違いとは?
よもぎ蒸しパッドとよもぎ蒸しは、温める方法が大きく違います。
よもぎ蒸しパッドは、パッドを生理用ナプキンのようにショーツにつけて使用するのが特徴です。
よもぎ成分が入っているパッドと別で、発熱体が入っており、骨盤まわりをポカポカと温めます。
また、商品によって異なりますが、一度つけると数時間継続して使用できるため、手軽に温活ケアができると人気です。
対してよもぎ蒸しは、真ん中に穴が開いたよもぎ蒸し専用の椅子に座り、椅子の下にある蒸し器でよもぎを蒸して、発生する蒸気によって体全体を温めます。
専用のマントを肩からすっぽりかぶって行うため、骨盤まわりだけでなく上半身からの発汗も促されます。
また、よもぎの香りや成分をフレッシュな状態で感じられるため、リラックス作用も期待できるのです。
よもぎ蒸しパッドとよもぎ蒸しは、温める方法以外にもさまざまな違いがあるので、項目ごとに見てみましょう。
作用
よもぎ蒸しパッドとよもぎ蒸しの作用に関する大きな違いは、温められる範囲にあります。
よもぎ蒸しパッドは、骨盤まわりを集中的に温め、その相乗作用によって体全体の巡りを促します。
対してよもぎ蒸しは、骨盤まわりを温めながら、マント内に充満するポカポカした蒸気によって、ダイレクトに体全体の巡りを整えられるのです。
つまり、手軽に骨盤まわりを温めたい場合はよもぎ蒸しパッド、体全体を整えて健康的な体質になりたい場合は、よもぎ蒸しがおすすめです。
冷え性や婦人科系の不調、不妊治療などに、よもぎ蒸しパッドやよもぎ蒸しを使う方が多くいます。
用途に合わせて上手に活用しましょう。
お金と時間のコスト
よもぎ蒸しパッドはドラッグストアなどで気軽に手に入り、1枚あたり200~300円程度で購入できます。
ショーツにつけるだけで使用できるため、時間的コストはかかりません。
よもぎ蒸しは、専門のサロンで行うか、自宅用セットを購入する方法があります。
専門のサロンで行う場合は、1回あたり数千円程度かかります。
また、予約調節やサロンまで行く時間が必要です。
自宅用セットを購入する場合は、よもぎや蒸し器、専用の椅子、マントなどが必要で、数千~数万円程度かかります。
自宅でする場合の時間は、自分の好きなタイミングでできるため、そこまでコストはかかりませんが、準備や片づけに多少かかります。
お金と時間のコストだけを見ると、よもぎ蒸しパッドの方がお得だと感じるかもしれません。
しかし、長期的な使用を考えている場合、自宅用のよもぎ蒸しセットを買った方がお得になる場合もあります。
手軽さ
よもぎ蒸しパッドの最大のメリットは、その手軽さ。
体を温めたい時に、ショーツにつけるだけですぐに使用できます。
また、あまり匂いが気にならないものが多いため、つけたまま仕事やプライベートを楽しむことができます。
「よもぎ蒸しに興味はあるけど、準備が大変でなかなか手が出せない」という方は、まずはよもぎ蒸しパッドを試してみてはいかがでしょうか。
よもぎ蒸しの場合は、よもぎ蒸しパッドに比べると手間はかかりますが、自分に合った方法を見つければ無理なく続けられます。
リラックスできるサロンで、ゆったりとした時間を過ごしながらするか、寝る前の休息タイムとして好きな時間に自宅で行うか、好みやその時の気分に合わせて選びましょう。
使用タイミング
よもぎ蒸しパッドもよもぎ蒸しも、好きなタイミングで使用できます。
特に、排卵日や生理前などの不安定になりやすい時期には、温めると体の巡りが良くなり、心地よく過ごせます。
ただし、排卵後の高温期は、体温が上がりやすいため温度など調節して使用しましょう。
妊娠を希望している、不妊治療をしている、妊娠中の方なども、よもぎ蒸しパッドやよもぎ蒸しを活用している方が多くいます。
必要に応じて医師の指示を仰ぎながら、適切に使用しましょう。
よもぎ蒸しパッドとよもぎ蒸し適性チェック
よもぎ蒸しパッドとよもぎ蒸しは、どちらが良いというわけではなく、好みや気分、使用するタイミングに合わせて自由に選びます。
大切なのは、継続すること。
健康的な体質を手に入れたり、期待する作用を感じたりするには、自分が続けやすい方法を見つけるのが近道です。
以下のチェックリストを参考にして、よもぎ蒸しパッドとよもぎ蒸しのどちらか、もしくは両方を柔軟に使いながら温活を楽しみましょう。
よもぎ蒸しパッドがおすすめな人とタイミング
- よもぎ蒸しを手軽に試してみたい
- 日中、仕事や家事をしながら温めたい
- 骨盤まわりの冷えが気になる
- 時間問わずすぐに使いたい
- コストをかけずに温活を始めたい
よもぎ蒸しがおすすめな人とタイミング
- 体全体の巡りを良くしたい
- よもぎの香りでリラックスしたい
- 発汗によるデトックスも期待したい
- フレッシュなよもぎのパワーを受けたい
- 体の芯から整えたい
よもぎ蒸しパッドとよもぎ蒸しの使用方法
最後に、よもぎ蒸しパッドとよもぎ蒸しの使用方法についてご紹介します。
準備するものや使用手順など、ぜひ参考にしてみてください。
よもぎ蒸しパッドの使用方法
よもぎ蒸しパッドには、よもぎ成分が配合されたパッドと専用の発熱体が入っています。
発熱体はミニカイロのようなイメージで、袋から取り出し数回振ると発熱を始める仕組みです。
パッドの裏面に発熱体を貼れるようになっており、下着とパッドの間に発熱体を挟む形で使用します。
発熱体が肌に直接触れることはなく、心地いい温かさを感じられます。
使用時間は商品によって異なりますが、2~3時間程度です。
発熱体自体は、5~6時間程度温かいものもありますが、時間を守って使いましょう。
温かさをしっかり感じたい方向けのものや、低温度でじんわり温めたい方向けのものまで、さまざまな商品がありますので、好みに合わせて選べます。
また、使い捨てに違和感がある場合は、布ナプキンで代用する方法もあります。
よもぎ蒸しの使用方法
よもぎ蒸しを行うには、よもぎや蒸し器、専用の椅子、マントなどが必要です。
まず、服をすべて脱ぎ専用のマントとタオルをかぶります。
真ん中に穴が開いたよもぎ蒸し専用の椅子に座り、椅子の下にある蒸し器でよもぎを煮立たせ、皮膚や膣から蒸気を吸収します。
使用時間は、30~60分が目安です。
よもぎ蒸し後の汗には、よもぎの成分が含まれているため、シャワーは浴びずタオルで軽くふき取って終えるのがおすすめです。
よもぎ蒸し直後は、体の巡りが良くなっているため水分をしっかりとって、ゆったりと過ごしましょう。
さいごに
よもぎ蒸しパッドとよもぎ蒸しの違いについて、ご紹介しました。
それぞれにメリットとデメリットがあるため、自分に合った方法で上手く活用しましょう。
冷えが気になる、不調をどうにかしたい、健康的な体になりたい方にとって、よもぎ蒸しパッドやよもぎ蒸しはおすすめです。
体を温めて巡りを良くし、健やかな毎日を過ごしましょう。